コロンビア スプレモ

■コロンビアコーヒーは、ブラジルに次ぐ2番目の生産量を誇り、良質なアラビカ種の豆を生産する国として有名です。
■生産管理も他国と比べてしっかりとされており、国全体としてコーヒーの輸出に力を入れています。
■等級はスクリーンにより2種類に分かれており、スクリーン17以上がスプレモ、スクリーン14~16がエキセルソになります。
■本商品はスプレモです。
■香り・酸味・コクともにあり、単品・ブレンド品のメインとして使われています。
■カップは、甘味のある酸味(オレンジ系)とミルクチョコレートの様な口当たりが特徴です。
ブルンジ レッドブルボン

■本商品は、持続可能なプロジェクトとして、ベルギーのスプレモ社が実施しているプロジェクトがアカワ プロジェクトになります。
樹木管理指導、成木の剪定方法を指導するとともに、水洗処理場にて生産者へのブルボン種の幼苗を配布、健全な樹形が生産性向上に必要な事や定期的な更新を呼びかけています。
地域の生産者リーダーの育成として、地域ごとに農業技師を配置しており、GAP(Good Agricultural Practices:農業生産工程管理、農産物(食品)の安全を確保し、より良い農業経営を実現するために、農業生産において、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組です。)に基づいた指導を行い、人材の育成を行っています。適切な栽培方法が地域の生産者に根付く事で持続可能な栽培への展望が開けます。
■ブルンジは、ルワンダ国境に近く、コーヒー栽培に適した土壌として昔から知られておりコーヒー栽培が盛んな地域となっています。
■収穫されたコーヒーチェリーの加工方法は、フリーウオッシュドとセミウオッシュドの2種類あり、フリーウオッシュドの方が品質が高く、香り・ボディに優れています。
■スクリーンサイズは、15UPとなっており、決して豆のサイズは大きくありませんが、レッドブルボン種の特徴であるフルーティーで甘い香り・柔らかい酸味・スッキリとしたコクとなめらかな後味が楽しめます。
冷めるとチョコレートフレーバーが感じられるのも本品の特徴です。
■輸出業者SCAカップ評価:84点
エルサルバドル ジュリア

■エルサルバドルのイラマテペック山脈エリアは、黄金のコーヒー地帯と呼ばれ、収穫された新鮮な
コーヒー豆が毎日貯蔵庫に集められます。その後、果肉を除去することから始まり、次に隣接
する山の小川から集められた真水で発酵および洗浄されます。コーヒーは伝統的な方法で乾燥場で
天日干しされ、 乾燥が終わると、豆はすぐに木製のサイロに保管され後で輸出時に脱穀されます。
■本商品は、主要なコーヒー市場であるヨーロッパ、アメリカ、日本、カナダ、オーストラリア、台湾に
出荷され、スペシャリティコーヒーとして評価されています。
■特徴として、バランスの取れた、爽やかな甘味、柑橘系の酸味 、トロピカルフルーツ、キャラメル、
ピーチ、ハチミツのフレーバーを備えたシルキーなクリームボディ。
インドネシア マンデリン G-1 アチェ Wハンドピック アットソース

■本商品は、環境保全・労働環境など持続可能なコーヒー栽培を目指したプロジェクトを基に栽培されたコーヒーです。
■輸出会社であるオーラム社の独自認証プログラム(アットソースプラス)により、マンデリン アチェエリアの生産者へ向けて営農指導を実施し、2~4年後に有機認証所得を目指して各種取り組んでいます。
■品質向上を目指し、ダブルハンドピックを実施。欠点豆をより少なくし、SCAスコアーも84点となっています。
■中煎りでフローラルな酸味、深煎りで濃厚なボディ、コク、口当たりはマイルドな味に仕上がっています。
■SCAAカッピング:84点
■認 証 : OLAM At Source Plus (オーラム社独自認証システム)
エチオピア モカ ゲイシャ G-3 ナチュラル

■エチオピアのグジ地区は、高品質な豆が生産される地域として国内・海外からも高い評価を受けています。
その中で、世界的に注目、高い評価を受けているゲイシャ種のみを指定してナチュラル、グレード3で仕上げた物が本商品になります。完熟のチェリーのみを使用する拘りが品質を押し上げています。
■ゲイシャ種のもつ、フローラルな甘酸っぱい香り、フルーツを思わせる風味が特徴で、通常のモカとは違う、柑橘系の風味が後味を一層引き立て余韻の素晴らしさが特徴です。
通常のコーヒーとは、一味違う、全く違った風味が世界的に高い評価を得ています。
■ゲイシャは、パナマが有名ですが、極めて高く、数量も少ないことから、ほとんど流通しておりませんが、リーズナブルなゲイシャを楽しみたい方に、お薦めな商品です。
ゲイシャ種はエチオピアのゲイシャ村から始まった品種と言われており、そこから世界に広がりましたが、栽培が難しく、収量が少ないことから栽培する農家は極めて少ないのが現状です。
■独特の柑橘系フルーティな風味は、従来のコーヒーとは異なる風味を持つことから、世界的な人気を博し、希少性が高い事から高価格で取引されています。
生産国や農園によって異なりますが、ブルーマウンテンの2倍以上の価格で取引されているのが現状です。
エチオピアでは、比較的ゲイシャ種が多く残っていること、生産コストが安い事から、世界で一番安いゲイシャ種の生産国となっています。
それでも生産量が少ないため、売り切れた場合、次回のニュークロップが取れるまで待っていただく事になり、販売を一時中止する事がありますので、予めご了承ください。
なお、同じゲイシャ種でも生産国・地域・精選方法(ウオッシュド・ナチュラル)によって、風味は変わってきます。

■ペルー マチュピチュ遺跡は、世界的に知られた世界遺産であり、多くの観光客が日本からも訪れることで有名です。
■生産地のインカウアイ村は、農協が中心で生産管理を行い、標高が高いことから、害虫もほとんどおらず、有機栽培にて栽培しています。
(日本の有機JAS認証はとっておりません)
■品種は、在来種を多く使い昔ながらの栽培を行う数少ない地域であり、風味もフルティーでマイルドな酸味と甘い香り、すっきりとしたマイルドな味わいが余韻として長く続きます。
■Qグレード認証でも、82点をとっており、有機栽培のコーヒーとしては、高い点数を得ており、本商品の品質の高さを示しています。
インカ文明の地で栽培されたコーヒーは、一味違った趣を感じさせます。

■高級アラビカコーヒーの産地であるグァテマラでは、近年、サブ病対策として、病害に耐性があり、短期的に収量増が期待できるハイブリッド品種への植え替えが大規模に進みました。
この結果として、代表的な産地のSHBグレードのカップ品質は変容し、昔ながらの柔らかい口当たりのコーヒーの入手が難しくなっています。
■一方で、これまで余り注目されることのなかった生産地区では、未だに伝統品種を地道に栽培している生産者がいます。そうした取り組みを支えサスティナビリティーへの取組をボルカフェ・ウェイと呼んでいます。
生産者とタイアップし、伝統品種を守りながら、持続可能な農園経営を支援しています。
■彼らのコーヒーは、古き良きグァテマラコーヒーの特徴的なキャラメルのような心地よいフレーバーと柔らかい酸味のバランスの取れた味わいに仕上がっています。また生産地域である中米の森林地帯は、ジャガーやピューマと言った大型猫科動物の棲息でもあります。
この、近年絶滅の危機に瀕する動物達の棲む森は、年々面積を減少しています。シェラ・デ・ラス・ミナス山地はコーヒー栽培のために最適な環境であるだけでなく、野生のピューマの棲息に適した条件も兼ね備えています。
■この野生動物とコーヒー農園の共存を模索する取り組みの一つとして、ボルカフェ・ウェイのメンバーに、野生ピューマの棲息地となる原生林の保護などを呼びかけるとともに、コーヒーの売り上げの一部を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グァテマラに寄付しています。
共に生き残りを賭けた、野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わいをお楽しみください。
■Qグレード認証で、84点を獲得しており、スペシャルティコーヒーと言える逸品であり、風味の特徴として、甘いフレーバーと柔らかい酸味と甘味、程よいコクのバランスの取れたコーヒーです
ブラジルNo2 S17/18 マンチケーラ Qグレード

■マンチケーラ山脈は、サンパウロ州、ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州にまたがる山脈で、現地の言葉で「雨のひとしずく」という意味になります。
マンチケーラの豊富な森林が雨を溜め込み、いくつもの湧き水が流れ、豊かな土壌と豊富な水源に恵まれたこの地域は、ブラジルコーヒー生産地では稀です。
■コカリベ農協は、このマンチケーラ山脈の麓である南マンチケーラを拠点とする農協になります。
山々に折り重なった傾斜にある農園は、朝晩の寒暖差が大きく朝には霧がかかるほどで、コーヒー栽培に適した土地と言えます。
マンチケーラ山脈は、アマゾンに次ぐ、生物の宝庫と呼ばれているほど生物の多様性が保つことが出来るほど土壌が豊かな土地となっています。
日本では、この近くにあるカルモデミナスが先に有名になりましたが、南マンチケーラのコーヒーは、カップオブエキセレンスの常連で、2001年から毎年入賞しており、実に359回にもなります。
■コカリベ農協は、品質向上の為、ブラジルのカッピングテイスターで優勝し、様々な国のCOE審査員でもあるウエリントン氏を招き入れ、輸出部門のトップとして活躍しています。
ウエリントン氏が来てから、コカリベ農協の品質は、目覚ましい進歩を遂げており、コマーシャルコーヒーの生産が大半であった農園を指導し、今では、農協内のスペシャリティコーヒーの比率を80%以上に押し上げています。
■この農協では、コーヒー研究にも力を入れており、この地域に合った品種を調査し、”イエロー”の品種の方が、水分や甘味を蓄え、より長い時間をかけて成熟していく事を確認し、イエロー品種を進めています。
今回の商品もイエローカツアイ100%で仕上げています。
このような取り組みの結果、コカリベ農協は、スペシャリティコーヒーを生産する農協として認知されるようになっており、欧米のスペシャリティコーヒーロースターからも高い評価を得ています。
■柔らかい甘い香りとマイルドな酸味、豊かなコクとチョコレート、バランスの良さが特徴です。
